鉄の土楼

3階建ての3世帯住宅。骨組みは鉄骨、外壁は木造土壁(大壁)漆喰塗り、床はRC造、という特異な構造を採用した。

太陽熱を地下の蓄熱層に蓄え、冷暖房と温水供給をまかなっている。ゼロエネルギー一歩手前の環境型建築である。

西側。小さなパティオを挟んでバルコニーがある。西日を和らげる効果もある。

玄関アプローチ。大谷石の間に照明がある。

正門

屋上庭園。天気の良い日には富士山を遠くに望む。

LDK。各フロアで少しずつ異なる。

廊下中央にある島状のシャワー室と洗濯機スペース。

楕円形にすることにより、中廊下特有の圧迫感を和らぐことができた

和室

奥の窓から富士山が見える時もある。

中央廊下

玄関

洗面所から廊下を見る

竹で小舞を組み、荒壁を付ける。亀裂防止のため、藁縄で押さえる。

左官は伊賀上野の棟梁に依頼した。土も伊賀から運んできた。

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